維新、改憲主導の方針採択 党大会「衆院選へ力結集」 

日本維新の会の党大会に臨む代表の松井一郎大阪府知事。右は片山虎之助共同代表=25日午後、東京都内のホテル

 日本維新の会は25日、東京都内のホテルで党大会を開催し、憲法改正に向け「衆参両院の憲法審査会をリードする」と明記した2017年活動方針を採択した。代表の松井一郎大阪府知事は「7月の都議選後は、そろそろ衆院解散・総選挙があるだろう。力を結集して頑張ろう」と訴えた。

 大阪市に党本部がある維新が東京で党大会を開くのは都議選に弾みをつけるのが狙い。片山虎之助共同代表は「最後は自民党と政権を争いたい。そのために都議選を勝ち抜く」と決意表明した。

 松井氏は大会後の記者会見で、大会を欠席した橋下徹前代表の政界復帰の可能性について「個人の判断だ」と述べるにとどめた。


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