京都・清水寺でライトアップ 修復中の本堂と桜照らす 

春の夜間特別拝観を前に、清水寺で行われたライトアップの試験点灯。檜皮屋根のふき替えで、足場に囲まれた「清水の舞台」が夜空に浮かび上がった=24日、京都市

 京都市東山区の清水寺で24日、春の夜間特別拝観が始まるのを前にライトアップの試験点灯があった。半世紀ぶりの檜皮屋根のふき替えで、本堂は足場の丸太にすっぽりと囲まれ、様変わりした「清水の舞台」が闇夜に浮かび上がった。

 境内には約千本の桜があり、約500基の照明が点灯すると、うっすらと色づいた桜のつぼみが照らし出された。今年の見頃は4月上旬という。本堂は6月までに素屋根で覆われ、ふき替え工事は2020年3月までに終わる予定。

 夜間特別拝観は25日~4月9日の午後6~9時。拝観料は高校生以上400円、小中学生200円。


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