東アジア経済連携交渉が開幕 米TPP離脱後初 

東アジア地域包括的経済連携の事務レベル交渉会合が開かれる会場のボード=27日午前、神戸市

 日本や中国、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国など計16カ国が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の事務レベル交渉会合が27日、神戸市で開かれた。トランプ米政権が1月末に環太平洋連携協定(TPP)離脱を参加国に通知して以降、初めての会合。RCEPがアジア太平洋地域の経済統合の軸になることも期待され、日本は中国ペースでの進展を警戒しながら交渉の早期妥結を目指す。

 交渉会合は3月3日までの日程で、物品の関税撤廃や縮小に加え、投資やサービス貿易に関わる規制緩和などを協議する。


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