戦死米兵父が大統領との面会拒否 作戦に関する調査要求 

 【ワシントン共同】米紙マイアミ・ヘラルド電子版は26日、トランプ大統領が就任後初めて承認した対テロ作戦で死亡した米兵の父親が、トランプ氏との面会を拒否していたと報じた。父親は同紙とのインタビューで「息子の死の陰に隠れるのはやめてほしい」と述べ、作戦に関する調査を米政府に求める考えを示した。

 作戦はイエメンで1月下旬、国際テロ組織アルカイダ系「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」を標的として実施された。米兵1人のほか、子どもを含む多数の民間人が死亡。米政権は成功だったとしているが、作戦の正当性が疑問視されている。


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