書家の高木聖鶴氏が死去 文化勲章受章者 

高木聖鶴氏

 書家で文化勲章受章者の高木聖鶴(たかぎ・せいかく、本名郁太=いくた)氏が24日午前4時32分、肺炎のため岡山県倉敷市の病院で死去した。93歳。岡山県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。お別れの会は4月28日午前11時から岡山市北区駅元町1の5、ホテルグランヴィア岡山で。喪主は長男茂行(しげゆき)氏。

 1950年、日展に初入選した後、日展理事などを歴任。繊細で鋭い筆致の作風で名高く、かな書の第一人者として活躍した。2006年に文化功労者に選ばれ、13年に文化勲章を受章した。


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