シェールオイルを継続生産、秋田 昨年12月から 

 資源開発大手の石油資源開発は21日、地下深くの岩盤に含まれる新型原油「シェールオイル」を巡り、秋田県男鹿市の福米沢油田で行っていた産出試験を終え、昨年12月から継続的な生産を始めたと発表した。

 経済産業省によると、国内でシェールオイルを生産するのは、同県由利本荘市の鮎川油ガス田との2カ所。福米沢油田で産出する原油は日量10キロリットル、天然ガスは同2千立方メートルで当初の期待より少なかったものの、石油資源開発は、今後も生産を続け市場に出荷するという。


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