韓国、罷免審理巡り激しい応酬 朴氏弁護団と憲法裁 

 【ソウル共同】韓国国会が弾劾訴追した朴槿恵大統領の罷免の可否を判断する憲法裁判所の審理を巡り、朴氏の代理人弁護団と憲法裁側が20日の弁論で激しい応酬を交わした。憲法裁は3月14日から定数9人の裁判官のうち2人が欠員となるため、その前に結論を出そうと今月24日に結審する方針。

 朴氏側は欠員が多い方が弾劾棄却の可能性が高いとみて、結審を遅らせようと朴氏の出廷もちらつかせている。ただし、出廷したとしても質問を拒んで一方的な陳述だけを行う姿勢で、憲法裁は朴氏が出廷すれば質疑を行うと20日の弁論でくぎを刺した。


  • LINEで送る