経産省、庁舎内の全執務室を施錠 日中も、情報管理強化 

経済産業省

 経済産業省は20日、情報管理のため、原則として庁舎内の全執務室の扉を日中の勤務時間中でも電子的に施錠すると発表した。機密性の高い部署を除いて施錠しない省庁が多い中で、異例の対応となる。経産省は東京電力福島第1原発事故の際、情報公開に消極的な姿勢が批判されており、議論を呼びそうだ。

 27日から実施する。来訪者が各課や各室を訪ねる場合は、庁舎内の内線電話から連絡して扉を開けてもらう。報道機関の取材や一般市民の来訪にとってはハードルが上がる形だが、経産省は情報公開について「従来と変わらない」との考えを示している。


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