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「一歩ずつ」とウクライナ避難民 人道支援の日本財団が報告会

2025/2/19 20:29 (2025/2/19 21:00更新)
 日本財団が開いたウクライナ避難民支援についての報告会で話すリピナ・ワレリヤさん=19日午後、東京都内 拡大する

日本財団が開いたウクライナ避難民支援についての報告会で話すリピナ・ワレリヤさん=19日午後、東京都内

 ロシアのウクライナ侵攻から3年を前に、来日した避難民の人道支援を実施した日本財団が19日、東京都内で報告会を開いた。生活費や日本語を学ぶための奨学金など財政面の他、民間団体を通じた相談事業など計約52億9千万円を支援に投じたと実績を紹介。報告会に参加した避難民は「キャリアアップし、一歩ずつ前に進みたい」などと前向きな心境を語った。

 財団によると、約2千人の避難民に1人当たり年間100万円の生活費を支援してきたが、期限は3年。開始時期に応じ順次終了する。就業や日本語教育の支援は継続するという。

 2022年5月に母や妹らと来日したサマルハ・アレキサンダーさん(19)は、言葉が分からず苦労した体験を紹介。日本の高校に入学したが「友達をつくるのが難しく、テストも大変だった」。周囲のサポートも受けながら日本語の勉強を重ね、大学に合格。今年4月から通う予定で、将来は「国際的な仕事をしたい」と話した。