大谷、2桁勝利2桁本塁打 ルース以来104年ぶり

アスレチックス戦の7回、25号ソロを放ち、ベンチで迎えられるエンゼルス・大谷=オークランド(共同)

 【オークランド(米カリフォルニア州)共同=白石明之】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(28)が9日、カリフォルニア州オークランドでのアスレチックス戦で今季10勝目を挙げ、1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりとなる「2桁勝利、2桁本塁打」の偉業を成し遂げた。

 「2番・投手兼指名打者」で先発した大谷は三回に日米通算千奪三振を達成、6回無失点と好投した。打者では七回に25号ソロ本塁打を放ってメジャー通算118号に達し、日本人大リーガーでイチローを抜いて単独2位となり「ダブル2桁」に花を添えた。

 大谷は、後半戦に入り3連敗しており、4度目の挑戦だった。


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