G7物価高対応で連携確認 エルマウサミット開幕

記念撮影に臨む(左から)バイデン米大統領、英国のジョンソン首相、岸田首相、フォンデアライエン欧州委員長=26日、ドイツ南部エルマウ(共同)

 【エルマウ共同】日米欧の先進7カ国首脳会議(G7サミット)が26日昼(日本時間26日夜)、ドイツ南部エルマウで開幕した。2月のロシアによるウクライナ侵攻後、初めての定例会議で、ロシアへの圧力強化に向け、ロシア産金の禁輸で合意する方向だ。初日は世界経済の安定成長に向け、世界的に進む物価高騰への対応を協議。発展途上国への6千億ドル(約81兆円)のインフラ投資支援も打ち出した。会議は28日まで。

 岸田文雄首相は会議で「国民生活を物価高騰から守るための結束を強めていかなければならない」と発言。経済安全保障分野での連携強化や為替相場の安定の必要性も訴えた。


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