土田氏がラグビー協会新会長 「もう一回W杯を日本で」

日本ラグビー協会の新会長に就任し、笑顔の土田雅人氏=26日、秩父宮ラグビー場(代表撮影)

 日本ラグビー協会は26日、東京都内で評議員会と理事会を開き、元日本代表選手でサントリーホールディングス常務執行役員の土田雅人氏(59)が新会長に就任した。ラグビーとビジネス両面での知見の高さが評価された。会長を2期3年務めた森重隆氏(70)は退任し、名誉会長となる。

 土田氏は秋田工高から同大に進み、故平尾誠二氏とともに全国大学選手権3連覇に貢献。サントリーで活躍し、監督も務めた。FWで代表キャップは1。東京・秩父宮ラグビー場で行われた記者会見で「一番の目標は(将来的に)もう一回ワールドカップを日本に持ってくること。世界に誇れる協会をつくりたい」と語った。


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