東大初の力士、相撲教習所に入所 木瀬部屋の須山、大学通学も

相撲教習所の入所式に出席した須山=26日、東京都墨田区

 大相撲で東大から初の力士となり、夏場所の前相撲で初土俵を踏んだ須山(木瀬部屋)が26日、東京・両国国技館で行われた相撲教習所の入所式に臨んだ。半年間、他の新弟子と共に相撲史や運動医学などを学び「一緒についていければ」と意欲を示した。

 東大文学部4年の須山は来春の卒業を目指して週1回、大学にも通う予定。教習所は今月31日から始まり「大変だけど、頑張りたいと思っている」と力強く話した。

 夏場所の前相撲では、強豪の日体大出身の今関(玉ノ井部屋)を破るなど3連勝で一番出世を決めた。名古屋場所(7月10日初日)で番付の最下位の序ノ口にしこ名が載る。


  • LINEで送る