将棋の藤井叡王が初防衛 3勝0敗で五冠維持

第7期叡王戦5番勝負の第3局で勝利し、初防衛した藤井聡太叡王=24日午後、千葉県柏市(日本将棋連盟提供)

 将棋の藤井聡太叡王=竜王・王位・王将・棋聖との五冠=(19)に出口若武六段(27)が挑戦した第7期叡王戦5番勝負第3局は24日、千葉県柏市で指され、109手で先手の藤井叡王が勝ち、3勝0敗で叡王初防衛を果たした。2022年度、最初のタイトル戦に勝利し、五冠を堅持した。

 これで21年8月、王位戦7番勝負第5局から続くタイトル戦での連勝を「13」に伸ばした。日本将棋連盟によると、この記録は羽生善治九段(51)と並ぶ歴代2位で、1位は故大山康晴15世名人の「17」。藤井叡王のタイトル戦出場は8度目で、これまでいずれのシリーズも制している。


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