10月の消費支出0・6%減 宣言解除も制限継続響く

1世帯当たりの消費支出増減率

 総務省が7日発表した10月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は28万1996円で、物価変動を除く実質で前年同月比0・6%減となり、3カ月連続で減少した。

 9月末で新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言などが解除されたものの、飲食店の時短営業や人数制限などが続いた影響が出た。

 前月比(季節調整済み)では実質3・4%増だった。

 自営業などを除いた勤労者世帯の消費支出は、実質で前年同月に比べ横ばいの31万2658円だった。


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