オミクロン株「多くが再感染」 新変異株で南アの専門家

 【ナイロビ共同】南アフリカ国立伝染病研究所の専門家は2日、同国の新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」への感染者の多くは、過去に新型コロナに感染していたと説明し、「感染経験があってもオミクロン株への再感染は防げない恐れがある」と述べた。

 世界保健機関(WHO)アフリカ地域事務所の電話記者会見で語った。再感染者は症状が軽い傾向があるようだとも指摘し、ワクチン接種の重要性を訴えた。

 南アでは同国がオミクロン株の存在をWHOに報告した11月24日前後から感染者が急増している。


  • LINEで送る