2021年11月28日 19:30 | 無料公開
歩行する姿を披露し、イベント来場者に向かい手を上げる自民党の谷垣禎一元総裁=28日午後、東京都内
自民党の谷垣禎一元総裁は28日、自転車事故で重傷を負い、車いす生活となって以来、初めて公の場で歩く姿を披露した。東京都内のイベントで、トレーナーの補助を受けながら約3分間歩いた。終了後、記者団の取材に「格好良くは歩けなかったが、今後のリハビリにつながる」と語った。
同時に「障害や病気を抱える人が自ら頑張れるよう、国や自治体のバックアップが必要だ」と強調した。
福田康夫元首相に人前で歩くよう勧められたのがきっかけという。イベントは、谷垣氏が通う脊髄損傷患者専門のトレーニングジムが主催した。