立民と共産、25選挙区で一本化 候補者調整、ほぼ決着

記者会見する共産党の小池書記局長=13日午後、国会

 共産党は13日、衆院選で競合する70程度の小選挙区で立憲民主党と進めていた候補者調整に関し、25選挙区で一本化が決まったと発表した。共産は22選挙区、立民は3選挙区で候補者を取り下げる。289小選挙区のうち、これまでに200近い選挙区で日本維新の会を除いた野党候補の一本化ができていたが、約220まで積み上がった。残る45程度の選挙区は競合を解消しない方向で、焦点となっていた立民、共産両党の候補者調整は、これでほぼ決着した。

 共産の小池晃書記局長は記者会見で、立民との競合が残る選挙区のうち東京8区については一本化に向けた検討を続けるとした。


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