弾劾裁判所が訴追状を受理 仙台高裁判事、罷免可否判断へ

 ツイッターなど会員制交流サイト(SNS)に裁判当事者を傷つける不適切な投稿をしたとして、当事者らが罷免を求めていた仙台高裁の岡口基一判事(55)について、国会の裁判官訴追委員会が裁判官弾劾裁判所(裁判長・船田元衆院議員)に訴追状を提出し、受理されたことが17日分かった。16日付。

 今後、公開の法廷で弾劾裁判が開かれ、罷免の可否を判断する。弾劾裁判所は衆参両院の議員7人ずつ計14人の「裁判員」で構成し、3分の2以上の賛成があれば罷免される。罷免判決に対する不服申し立てはできず、法曹資格を失う。


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