コロナ禍の五輪へ情報共有 選手団監督会議に160人

 日本オリンピック委員会(JOC)は27日、東京五輪日本選手団の第1回監督会議をオンラインで開催し、選手村での過ごし方など新型コロナウイルス禍で実施される大会に向けて情報を共有した。会議には五輪で各競技の監督やコーチを務める予定の強化担当者ら、約160人が参加した。

 選手団団長を務めるJOCの福井烈専務理事は冒頭で「トレーニングや遠征ができることへの感謝の気持ちを大切にし、過去の大会以上に心を一つに大会に臨む必要がある」とあいさつ。開催に否定的な世論が広がる中で「感染防止策を守ることが、自分たちの輝ける場所を守ることになる」と呼び掛けた。


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