インド首都の外出禁止、1カ月超 1週間延長、コロナ変異株が猛威

新型コロナウイルスの感染者に酸素提供の準備をする医療従事者ら=15日、インド・ラジャスタン州(ゲッティ=共同)

 【ニューデリー共同】インドの首都ニューデリーを含むデリー首都圏政府は16日、新型コロナウイルス対策の外出禁止令を1週間延長し24日早朝までとすると明らかにした。4月19日から継続しており、1カ月を超えることになる。

 インドは新型コロナの変異株が猛威を振るっており、中央政府が16日発表した1日当たりの感染確認は約31万1千人で、4月22日から30万人以上の日が続いている。

 首都圏では4月20日に1日の感染確認が2万8千人を超えたが、今月15日には6430人まで減少した。デリー首都圏政府のケジリワル首相は「達成したものを失いたくはない」と述べた。


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