「日本一安全な小学校」へ 校舎内に交番、全国初

大阪府守口市立さくら小の校舎1階部分に入る、府警守口署大枝交番

 大阪府の北東部に位置するベッドタウン・守口市でこのほど、少子化に伴う学校の統廃合により建て替えられた公立小の新校舎に、大阪府警の交番が入居した。市教育委員会によると、交番が小学校の校舎に入るのは全国初とみられ、関係者は「名実ともに日本一安全な学校にしたい」と期待する。

 旧三郷小と旧橋波小が統合して2018年に誕生した市立さくら小で、全校児童は約450人。旧三郷小の校舎跡に新校舎を建設するに当たり、市からの提案ですぐそばにあった守口署大枝交番も一体として整備することになった。交番は、西門に近い1階部分にあり、交番の入り口は敷地外の道路側に面している。


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