まん延防止、3県にも適用へ 埼玉・神奈川・愛知

横浜市中区の横浜中華街。政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、千葉、埼玉、神奈川、愛知の4県にも「まん延防止等重点措置」を適用する方針を固めた=15日午後

 政府は15日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、埼玉、千葉、神奈川、愛知の4県にも改正特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」を追加適用する方針を固めた。16日に対策本部会合で正式決定する。対象は東京、大阪、兵庫など6都府県から10都府県に拡大する。期間は20日から大型連休明けの5月11日とする方向だ。国内で確認された感染者は14日に続き、2日連続で4千人を超えた。変異株の広がりや若者の感染増加が影響しているとみられる。

 神奈川の新規感染者は242人、愛知は218人で、いずれも2日連続で200人超。埼玉も増加傾向で188人。千葉は144人だった。


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