軽井沢バス遺族会が意見交換 警察庁・国交省と、3者で初

 2016年1月、長野県軽井沢町でスキーツアーの大型バスが道路脇に転落し、大学生ら15人が死亡した事故の遺族会が7日、警察庁、国土交通省と3者で意見交換した。遺族会によると、3者そろっての意見交換は初めて。

 遺族会は、バスやタクシーの運転に必要な2種免許の更新時に運転の適否を見極める制度や、事故を起こした個人だけでなく法人の刑事責任を問える両罰規定の導入を求めてきた。

 遺族会代表の田原義則さんによると、2種免許更新時の適性検査をするよう提案したが、警察庁側は「難しい」と説明。田原さんは「別の形で運転者の技能を測る試験導入を働き掛けていきたい」と話した。


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