五輪パラの来日要人、随行に上限 首脳級12人、閣僚は5人

国立競技場近くに設置されている五輪マークのモニュメント=2月、東京都新宿区

 東京五輪・パラリンピックに合わせて来日する各国・地域の要人と随行員の一行について、日本側が元首や首脳級を原則12人、スポーツ大臣など閣僚級は5人までに制限するよう要請したことが13日、複数の関係者への取材で分かった。新型コロナウイルス対策として規模を一律に制限した形。「五輪外交」を見据え入国や隔離措置の緩和を可能にする一方、新型コロナの変異株や国内世論を考慮して人数を絞る必要があると判断した。

 海外からの一般観客の受け入れは見送られる見通しだが、開閉会式などに合わせ大統領や首相、閣僚ら外国要人が来日する方向。フランスのマクロン大統領らが見込まれている。


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