東京開催の春場所、土俵祭り実施 緊急事態宣言下、14日に初日

東京・両国国技館で行われた大相撲春場所の土俵祭り。奥中央は八角理事長=13日

 2場所連続で緊急事態宣言下での開催となる大相撲春場所初日を翌日に控えた13日、東京・両国国技館で土俵祭りが行われ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や審判部の親方らが出席して15日間の安全を祈願した。新型コロナ対策のため、4場所ぶりに復帰の横綱白鵬ら力士は参加しなかった。

 春場所が東京で行われるのは、大阪開催として本場所になった1953年以降初めて。移動による感染リスクなどを踏まえ変更になった。安全性を高めるために先場所に続いて全協会員対象に実施したPCR検査では、11日に小野川親方(元幕内北太樹)と音羽山親方(元幕内天鎧鵬)の陽性が判明した。


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