IOC、五輪改革の新指針を承認 仮想スポーツの採用検討

 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は12日、オンライン形式で総会最終日の審議を行い、五輪改革で提言した今後5年の新指針「五輪アジェンダ2020+5」を承認した。2025年までの再選が決まったバッハ会長の集大成となる15項目の改革案で、身体運動を伴いながらオンラインで競う「バーチャル(仮想)スポーツ」の五輪採用検討も盛り込んだ。

 デジタル化や持続可能な開発、新型コロナウイルス禍への対応など時流を意識し、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪で男女同数の実現も目標に掲げた。新たな提言には「持続可能な五輪の推進」なども入った。


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