五輪の海外観客、5者協議で決定 橋本会長、再度開催の方針

定例記者会見をする東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長=5日午後、東京都中央区(代表撮影)

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本会長は5日、東京大会の海外からの観客受け入れに関し、政府、都、IOC、国際パラリンピック委員会(IPC)の代表との5者協議を再び開いて方針を決定する考えを示した。新型コロナ禍での国内聖火リレー実施に向け、武藤事務総長をトップとする「コロナ事態対応チーム」を立ち上げたことも明らかにした。

 橋本氏は「25日の聖火リレースタート前に方向性を決めたい」と改めて強調。同時に「フルスタジアム(満席)で、世界の皆さんにお越しいただきたいが、受け入れる準備が万全でない限り、海外からのお客さまにも大変迷惑を掛ける」と述べた。


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