2021年3月2日 10:48 | 無料公開
記者会見する河野行革相=2日午前、国会
河野太郎行政改革担当相は2日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンを65歳以上の高齢者に接種する際に必要な接種券について、自治体が段階的に送付するのが望ましいとの考えを示した。「いきなり全ての高齢者に送ると予約の電話が鳴りやまない。自治体が戦略を立ててほしい」と述べた。
首相官邸は1日、高齢者への接種券送付を巡り「標準的には4月23日ごろまでの接種開始に近い時期を想定している」とツイッターで公表した。政府側の発信内容が小出しで全体像が分かりにくいとして、自治体が混乱する可能性がある。