ワクチン端末を契約、3月配布 接種券読み取り、4万1000台

 平井卓也デジタル改革担当相は2日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスのワクチン接種会場で接種券の読み取りに使う端末4万1千台を48億円で契約したと発表した。初期設定を済ませて3月中に全国の会場に届ける。

 平井氏は「当初予定していた会場は、おおよそカバーできる想定だ」と述べた。必要に応じて追加も検討する。

 契約先はNTTドコモとNTTコミュニケーションズ。端末のカメラ機能で読み込んで、接種記録を管理する新たなシステムに反映させる。1年間の端末レンタル代のほか、問い合わせの対応、通信やセキュリティー対策の費用が含まれる。


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