河野氏期待、「4月は上積み」 ワクチン供給、ファイザーと交渉

河野太郎行革相

 河野太郎行政改革担当相は28日午前のフジテレビ番組で、新型コロナウイルスワクチンを有効活用するため、医療現場が柔軟に対応できるよう自治体向けの指針を近く公表する考えを明らかにした。「貴重なワクチンを無駄にしないことが優先だ。近々、政府の考えを示したい」と述べた。65歳以上の高齢者接種の開始が見込まれる4月中の供給量増加にも期待を示した。

 指針はキャンセルなどワクチンの余剰分の取り扱いや、自然災害への対応を念頭に置く。河野氏は強制ではないと強調しつつ「最後は現場の判断に委ねられるようにしていきたい。しっかりとした通知を出さないと混乱する」と説明した。


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