ライトヘビー級の梅村「悔しい」 ボクシング五輪予選中止

練習するボクシング男子ライトヘビー級の梅村錬=25日、福島県会津若松市

 6月の東京五輪ボクシング世界最終予選が新型コロナウイルスの影響で中止となったことを受け、同予選に臨む予定だった男子ライトヘビー級の梅村錬(岩手県体協)が25日、強化合宿中の福島県会津若松市で「仕方ないが、1年待った末に最後にリングに立てないのは応援してくれる方に申し訳ない。悔しい」と語った。

 五輪で競技を運営する特別作業部会は最終予選で決まる予定だった男女計53の枠を、2017年からの国際大会成績によるランキングで決定する。梅村ら日本の男女5選手は実績が乏しく出場権獲得は絶望的な状況。

 梅村は「これからのことはすぐには考えられない」と心境を吐露した。


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