2021年2月24日 10:45 | 無料公開
競売にかけられる高田賢三さんの遺品(アールキュリアル提供・共同)
【パリ共同】フランスの競売会社アールキュリアルは24日までに、昨年10月に死去したファッションデザイナーの高田賢三さんがパリの自宅に残した美術品や家具、本人が描いた絵画など遺品計約600点が5月11日にオークションにかけられると発表した。
美術品では、中国・漢時代の木馬像(予想落札価格2万〜3万ユーロ=約255万〜383万円)や3世紀の仏像などが重要なコレクション。晩年に自宅としたパリ・サンジェルマン地区のアパルトマンの客間にあった豪華なシャンデリアや、高田さんが自ら描いた絵画も注目されている。