2021年2月22日 16:46 | 無料公開
合同稽古で朝乃山(手前)を転がす高安=22日、両国国技館内の相撲教習所(代表撮影)
大相撲春場所(3月14日初日・両国国技館)に向けた合同稽古第3日は22日、国技館内の相撲教習所で行われ、元大関の小結高安が大関朝乃山と14番続けて取って13勝1敗と大きく勝ち越した。自ら稽古を申し入れた高安は「結構押し込まれるところも多かったけど、辛抱して取れたかな」と好感触を口にした。
朝乃山は「結果はぼろぼろだったけど、しっかり立ち合いで当たれたのが良かった。辛抱して攻めることが課題」と前向きに話した。
腰痛などで4場所連続休場中の横綱鶴竜は初めて相撲を取らず、平幕の阿武咲や豊昇龍らに胸を出すにとどめた。