時津風親方に退職勧告処分 コロナ禍ガイドライン違反

時津風親方

 日本相撲協会は22日、東京都墨田区の両国国技館で臨時理事会を開き、1月の大相撲初場所中にマージャン店に行くなど、協会の新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反した時津風親方(47)=元幕内時津海、本名坂本正博、長崎県出身=を退職勧告処分とした。

 これを受け、大関正代関らが所属する時津風部屋を、部屋付きの間垣親方(元幕内土佐豊)が継承することも決まった。

 時津風親方は昨年も、不要不急の外出禁止期間に地方でゴルフをするなど違反を犯し、委員から年寄への2階級降格処分を受けていた。関係者によると、時津風親方は処分内容にかかわらず、退職の意向を固めていた。


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