大栄、春場所へ18番の稽古 合同稽古は参加せず

追手風部屋で汗を流す大栄翔(手前左)=埼玉県草加市(日本相撲協会提供)

 1月の大相撲初場所で初優勝した平幕大栄翔は18日、埼玉県草加市の追手風部屋で平幕翔猿らと18番の申し合いを行った。20日からの合同稽古に参加せず自身を含め6人の関取がいる同部屋で、三役復帰が確実な春場所(3月14日初日・両国国技館)へ向け調整する。大関候補は「三役での勝ち越しは最低条件。気合を入れていきたい」と意欲を高めた。

 強烈な突き、押しを生かすために立ち合いを鍵に挙げる。初場所では踏み込みや角度に好感触を得て「立ち合いから(相手を)起き上がらせることができた。それが今まではなかった」と述懐した。


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