京大側に1億3千万円の賠償命令 京都地裁、副作用で死亡

 京都大病院(京都市左京区)で、投与薬に重い副作用があるとの情報が共有されず妻=当時(29)=が死亡したとして、夫らが京大や医師に計約1億8750万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、京都地裁(野田恵司裁判長)は18日までに、京大側に約1億3500万円の支払いを命じた。判決は17日付。

 判決理由で野田裁判長は、妻の容体が悪化した際、医師は薬の添付文書に従い、抗菌薬を投与する義務があったと指摘。与えていれば「死亡の結果を回避できた可能性が高かった」と判断した。

 京大病院は「判決文が届いていないのでコメントを控える」としている。


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