桜開花、3月19日に東京から 平年より早めか、気象会社予想

東京・靖国神社で開花した標本木のソメイヨシノ=2020年3月

 民間気象会社「ウェザーニューズ」(千葉市)は16日、今年の桜(ソメイヨシノ)の開花予想を発表した。全国的に平年(1981〜2010年の平均値)より早くなる見込み。3月19日に東京都心部で咲き始め、月末までに西日本や東海、4月に入り、東北や北海道(一部エゾヤマザクラ)に開花の範囲は広がる見通し。

 同社によると、昨年末から今年1月上旬にかけて、日本列島にたびたび強い寒気が流入したことで、寒さで桜の芽が目覚める「休眠打破」も順調に進んだ。

 東京都心部で開花した後、3月中は、福岡、高知、名古屋、広島、鹿児島、大阪、甲府、金沢各市が続く。


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