幅寄せ転倒、JR西社員在宅起訴 金沢地検、危険運転致死罪で

 2019年に車を運転中に三輪自動車の男性=当時(76)=に幅寄せし、転倒させ死亡させたとして、金沢地検が自動車運転処罰法違反(危険運転致死)罪で、車を運転していたJR西日本の男性社員(43)を在宅起訴していたことが12日、関係者への取材で分かった。

 石川県警は同法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで男性を書類送検したが、地検は幅寄せなどの行為が危険運転に当たると判断したとみられる。

 県警などによると、19年5月26日午後、北陸自動車道で男性の乗用車が、会社役員黒川敦愛さん=大阪府高槻市=の三輪自動車に接近し、三輪車が転倒。黒川さんは死亡した。


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