旭川医大学長辞職求め署名活動 院長解任巡り教授ら有志団体

 北海道旭川市の旭川医科大の吉田晃敏学長が新型コロナウイルスの患者受け入れを求めた病院長を解任したことを巡り、同大教授らで作る有志団体が9日、学内で吉田学長の辞職を求める署名活動を始めたと発表した。

 有志団体は「旭川医科大学の正常化を求める会」で、現役教授17人と名誉教授5人が発起人となっている。

 発表では、吉田学長が昨年11月に学内会議で新型コロナウイルスのクラスターが発生した病院について不適切な発言をしたり、コロナ患者の受け入れを求めた古川博之院長(当時)に「受け入れるならやめてください」などと発言したりしたことで大学の価値を低めたとしている。


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