五輪の医師、1日最大300人 橋本氏、看護師は400人確保

 橋本聖子五輪相は5日の衆院予算委員会で、東京五輪・パラリンピックで懸案となっている医療従事者の確保に関し、1日あたりの人員は医師が最大で約300人、看護師が約400人と見込んでいることを明らかにした。最も多くの会場で競技が実施される7月25日に必要と見込む人員で、このうち、主に新型コロナ対策にあたるのは医師、看護師とも100人程度という。

 五輪・パラを通じた約2カ月間で、1人5日の参加を前提として、合計で約1万人に依頼する見通し。内訳は医師や歯科医師が約3割、看護師が約4割、理学療法士が約1割、検査技師や検体採取者が約1割。


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