近畿大、サッカー部員ら9人処分 大麻問題、監督は退任

 近畿大は2日、部員の大麻使用問題で活動停止としていたサッカー部について、自ら購入し他の部員に広めた1人を退学、一緒に使用した7人を停学の処分にしたと発表した。部員と使用した部外の学生1人も停学にした。監督には退任を勧告、監督は受け入れた。部は正式に無期限の活動停止処分とした。

 部内外の学生3人は使用が疑われたため厳重注意。部長とコーチ2人はけん責処分とした。

 大学は2020年10月、部員5人の大麻使用を公表した。渥美寿雄副学長は記者会見で「(公表後の調査で)さらに使用が確認され、応援してくれる方々の信頼を裏切った。本当に申し訳ない」と頭を下げた。


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