時津風親方の指針違反、調査へ コロナ対策破り2度目、厳罰必至

時津風親方

 大相撲の大関正代関らの師匠、時津風親方(47)=元幕内時津海、本名坂本正博、長崎県出身=が初場所期間中にマージャン店に通うなど、コロナ対策のガイドライン違反が判明し、日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は27日、同親方らへの事実確認など調査を進める方針を示した。違反が2度目のため、解雇を含めた厳罰は必至とみられる。

 相撲協会の懲戒処分は7項目あり、重い順に解雇、引退勧告、降格、業務停止(協会事業への従事停止)、出場停止、報酬減額、けん責と続く。同親方は外出禁止期間に地方でゴルフをするなどの違反で、昨年10月に委員から年寄へ2階級降格処分を受けた。


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