アヒル農場の殺処分終了、千葉 出荷先の6道府県でも対応

 千葉県は21日、鳥インフルエンザが確認された同県横芝光町のアヒル飼育農場で約8千羽の殺処分を終えたと発表した。今後、焼埋却処分や農場の消毒など防疫措置を進め、24日までに完了を目指す。

 この農場からは直近1週間で北海道、宮城、茨城、埼玉、大阪、奈良の6道府県、9農場に計約6千羽あまりのひなが出荷されており、21日、殺処分が行われた。

 県によると、家禽や卵の移動を禁じる半径3キロ圏内の「移動制限区域」には発生した農場以外に五つ農場があり、採卵鶏などのウイルス検査を進めている。


  • LINEで送る