バイデン米大統領就任 コロナ対策最優先、国際協調へ

就任式で宣誓するバイデン米新大統領。右はジル夫人=20日、ワシントンの連邦議会議事堂(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】昨年11月の米大統領選で勝利した民主党のジョー・バイデン氏(78)が20日(日本時間21日未明)、首都ワシントンの連邦議会議事堂で宣誓し、第46代大統領に就任した。バイデン氏は新型コロナウイルス対策に最優先で取り組み、国際協調路線に回帰してトランプ政権下で進んだ孤立からの脱却を図る。上院議員だったカマラ・ハリス氏(56)も就任宣誓して女性、黒人として初の副大統領となり、多様性を前面に打ち出す。

 就任式は政権を譲る大統領が同席して国民融和を演出してきたが、トランプ大統領は就任式前にホワイトハウスを離れ、別荘がある南部フロリダ州に移った。


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