東北道多重事故、影響130台超 6人搬送、意識不明も

宮城県大崎市の東北自動車道下りで起きた多重事故で、立ち往生する車の列=19日午後3時48分

 宮城県大崎市の東北自動車道下りで起きた多重事故で、宮城県警は19日、11人が救急搬送され、うち乗用車を運転していた男性1人が死亡したと明らかにした。軽傷で搬送されない人も複数いるという。約1キロにわたって断続的に事故や立ち往生が発生しており、総務省消防庁によると、130台超、約200人に影響が出た。

 県警によると、事故当時は雪が激しく降ったり積雪が吹き上げたりして視界が悪くなるホワイトアウト現象が起きていた可能性があるという。

 事故は19日午前11時50分ごろ、東北道の古川インターチェンジ―長者原サービスエリア間で発生した。


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