政府、「AI婚活」支援強化 ビッグデータで相性の良い人提案

AI婚活のイメージ

 内閣府は人工知能(AI)やビッグデータを使った自治体の婚活事業支援に本腰を入れる。AIが膨大な情報を分析し、「相性の良い人」を提案する。お見合い実施率が高まるといった効果が出ている例もあり、2021年度から自治体への補助を拡充し、システム導入を促す。未婚化、晩婚化が少子化の主な要因とされており、結婚を希望する人を後押しする。

 これまでは本人が希望する年齢や身長、収入などの条件を指定し、その条件に合った人を提示する形が主流だった。AI婚活では性格や価値観などより細かく膨大な会員情報を分析。本人の希望条件に限らずお薦めの人を選び出し、お見合いに進む。


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