NY株続落、177ドル安 米景気回復の遅れ懸念

 【ニューヨーク共同】15日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日続落し、前日比177・26ドル安の3万0814・26ドルで取引を終えた。米経済指標が振るわず、景気回復の遅れが懸念された。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は114・14ポイント安の1万2998・50と続落した。

 昨年12月の米小売売上高が減少し、ミシガン大学による1月の消費者信頼感指数も市場予想を下回ったことが投資家心理を冷やした。バイデン次期米大統領が前日に巨額の追加経済対策案を公表したことで、将来の増税の可能性も意識された。


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