朝日放送社員らに課徴金勧告 インサイダー取引疑い

 東証1部上場の朝日放送(大阪市、現・朝日放送グループホールディングス)と映像制作会社「ディー・エル・イー」(東京都千代田区)の株でインサイダー取引をしたとして、証券取引等監視委員会は15日、金融商品取引法違反の疑いで、朝日放送テレビ(同市)の50代男性社員と、知人の50代男性に課徴金計756万円を納付させるよう金融庁に勧告した。

 課徴金額は社員が451万円、知人が305万円。朝日放送グループホールディングスによると、社員はおおむね事実を認めている。同社は「再発防止に向け社員教育を徹底する」とコメントした。


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