変死122人、コロナ感染 12月急増、自宅や施設で

警察庁が入る中央合同庁舎2号館

 全国の警察が昨年3〜12月に変死などとして扱った遺体のうち、24都道府県の122人が新型コロナウイルスに感染していたことが6日、警察庁への取材で分かった。12月は56人に急増していたという。自宅や施設で体調が急変したケースが目立った。

 24都道府県の内訳は東京36人、大阪25人、兵庫11人、神奈川9人、埼玉7人、愛知と福岡4人、山形と群馬と沖縄は3人、北海道と石川と京都が2人、青森、宮城、千葉、静岡、三重、滋賀、奈良、和歌山、広島、佐賀、熊本が各1人。

 警察庁によると、昨年3月に初めて感染遺体を扱い5〜11月は10人以下だった。12月は56人に急増した。


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